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映画『金の国 水の国』~優しさあふれるアニメ映画のキャラクターやおすすめポイントを紹介~

2023年1月27日(金)公開のアニメ映画『金の国 水の国』。皆さんはもう観ましたか?
岩本ナオさんの漫画を原作とし、賀来賢人さん、浜辺美波さんら豪華キャストが声優をつとめる映画です。

優しさあふれるストーリーと、可愛らしい絵柄の作品です。
観たあとには、とても温かい気持ちになるであろうアニメ映画をおすすめします。

そんな魅力的なアニメーション映画が2024年2月にアマプラ最新作として公開されました。今ならアマプラで無料で観られるので、まだ観てないという方にぜひおすすめです!

・気になっているけど観るか迷ってる
・この映画の感想を知りたい
・この映画のことについて知りたい
…という方々にこの記事を読んでもらえたら嬉しいです。

(※この記事は、映画『金の国 水の国』オフィシャルを参考にしています。)

映画『金の国 水の国』

あらすじ

貧しいながらも水と豊かな自然に恵まれた「水の国・バイカリ」と、富に恵まれた商業国家だが水不足が深刻な「金の国・アルハミト」、両国は長い間国交を断絶していた。ある日、金の国の王女サーラと水の国の建築士ナランバヤルが出会います。敵国同士の2人は互いに惹かれてゆきますが、その気持ちは隠したまま。大切な人を守るために、問題に立ち向かう2人。大切な人を想う2人の優しい嘘が、両国の未来を変えていく。そんな優しさあふれる物語です。

「100年断絶している2つの国。”金の国”の誰からも相手にされないおっとり王女サーラと”水の国”の家族思いの貧しい建築士ナランバヤル。敵国同士の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ”偽りの夫婦”を演じることに。深刻な水不足によるサーラの未来を案じたナランバヤルは、戦争寸前の2つの国に国交を開かせようと決意する。お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人の〈やさしい嘘〉は、国の未来を変えるのか──。」

引用:映画『金の国 水の国』オフィシャル

「”最高純度のやさしさ”に初泣き。」

引用:映画『金の国 水の国』オフィシャル

原作

この映画は、漫画原作の作品です。

原作:岩本ナオ(1月10日生まれ、岡山県出身)→月刊flowers 2004年5月号デビュー。

漫画『金の国 水の国』は、1巻完結で読みやすい作品となっています。
可愛い絵柄と、優しいストーリーが魅力的です!

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キャラクターの魅力

ここでは、実際に映画を観たなかで、魅力的だと感じたキャラクターをご紹介します。映画のネタバレにならない範囲で、キャラクターの印象や、おすすめのシーンについてお話したいと思います。また、ワーナー・ブラザーズ公式YouTubeで、本予告をはじめ、キャラクターPV(金の国・サーラ篇水の国・ナランバヤル篇)などの動画が公開されています。わかりやすくて楽しいのでおすすめです。

サーラ

金の国「アルハミト」の第93王女。
性格:優しい、おっとり、笑顔、明るい、人や動物を愛す、自信がない、本当の自分を隠しがち、芯が強い
愛犬:ルクマン
声優:浜辺美波(はまべみなみ)

私のイチオシのキャラクターです!小柄でややぽっちゃりしたシルエットが可愛らしい王女様です。どんな人や動物にも優しさをもって接する彼女は人としても魅力的です。また、おっとりした性格からか、のんびり日々を過ごす彼女の雰囲気は見ているだけで癒されます。ナランバヤルとの場面は、2人の関係性にほっこりしたり、感動したり、みどころ満載です。

ナランバヤル

水の国「バイカリ」の貧しい建築士。
性格:口達者、お調子者、賢い、家族思い、ロマンチスト
愛猫:オドンチメグ「星の輝き」
声優:賀来賢人(かくけんと)

一見、ヘラヘラしていて軽い印象ですが、どこか憎めない魅力があるキャラクターです。また、もちまえの賢さと口達者な性格によって、どんな難題も臨機応変に切り抜けていく姿はとてもかっこいいです!サーラへの恋心が見える場面は、彼のタジタジ感があふれていてほっこりします。

ライララ

金の国の第一王女レオポルディーネ派の護衛担当。
神出鬼没で謎の多い人物だが、サーラやナランバヤルを助けるために奮闘する。
声優:沢城みゆき(さわしろみゆき)

小人のように小柄な容姿で、黒子のように全身に黒い布をまとったキャラクターです。音も出さずに急に現れることに驚かされますが、彼女の動きはやはり護衛としての強さを感じさせます。そして、沢城さんの声が「謎×強さ」のキャラクターにぴったりハマっていて素敵だなと思いました。

サラディーン

金の国のイケメン俳優で、北方からの遊牧民。
第一王女レオポルディーネの愛人であり、金の国の左大臣。
声優:神谷浩史(かみやひろし)

金色の短髪に、水色の瞳が綺麗なイケメンキャラクターです。北方から流れてきたというだけあって、他のキャラとは少し違った容姿もまた彼のかっこよさを引き立てていると思います。予告編でもピックアップされていた、ある台詞が素敵で、神谷さんファンの方にもおすすめです。

ジャウハラ

金の国の投獄されていた学者。
もちまえの頭脳と筋肉で、ナランバヤルの水路建設をサポート。

声優:木村昴(きむらすばる)

投獄されていたこともあり、登場のときは良くない印象のキャラクターでした。しかし、ツッコミたくなる言動からはギャップを感じて面白いキャラです。学者としての水路建設だけでなく、筋肉マンとして体を張ってナランバヤルを助けていく姿も見られるかもしれません。

その他

ばあや

サーラのお世話係の人物。
常にサーラを心配し、まるで母親のような存在です。
サーラやナランバヤルとの掛け合いは、見ていてほっこりさせられます。
目立たないキャラクターではありますがおすすめです!

ルクマンとオドンチメグ

サーラの愛犬ルクマンと、ナランバヤルの愛猫オドンチメグです。
2匹はサーラとナランバヤルの出会いのきっかけでもある重要な存在です。
2匹とも子犬・子猫のため、なんといっても、ちっちゃくて可愛いんです!
飼い主について行ったり、可愛がってもらう姿にはとても癒されます。

みどころポイント

ここからは、私がこの映画を実際に観た感想をお話します。観たからこそ感じる、この映画ならではの魅力をたっぷりお伝えしていけたらと思います。

優しさあふれるストーリー

この映画は、キャラクターそれぞれが国や大切な人を想う優しい気持ちであふれています。観ているとしだいに私たちの心も温まる感覚になります。それぞれのキャラクターの内に秘めた想いを知ると、そのキャラに共感し応援したくなって、より映画に惹き込まれます。「優しい嘘」をついてでも誰かを想う気持ちは、こんなにも人の心を動かすのかと感動できる魅力的な作品です。

可愛い絵柄・美しい風景

まず、漫画をはじめ、映画でもふんわりとした柔らかいタッチの絵柄はとても可愛らしいです。優しいストーリーや、キャラクターの温かな想いを引き立ててくれるようです。

背景美術は、原作の水彩画の美しさを表現するべく細部にこだわりがあります。ポスターカラーで水彩画風に仕上げるために、手描きでかなりの労力がかけられているそうです。また、金の国はトルコやアラブ諸国をモチーフにしていて、異国情緒ただよう風景が映画の世界観を後押ししているようです。

                     (参考:映画『金の国水の国』公式Twitter

主題歌

琴音『Brand New World』

映画の主題歌を歌う琴音さんは、優しさの中に力強さも感じさせる歌声が魅力的です。まさに、映画のストーリーにぴったりの歌声だと思います。作中に流れる主題歌により、観ている私も一緒にキャラクターたちを応援したい気持ちになってドキドキしました。家に帰ってからも聴きたくなるような、とても素敵な曲です!

まとめ

話題のマニメ映画『金の国 水の国』について、実際に観た感想を含めてご紹介しました。魅力的なキャラクターとみどころ満載の、優しさあふれる物語です。

・可愛い映画がみたい
・ほっこり温かい気持ちになりたい
・家族、友達、恋人と観にいきたい
…そんな方におすすめの映画です。

皆さんも、この映画を通して温かい気持ちになってみてはいかがでしょうか。